ビカミングの試み

ちょっと新しい取り組みとして、タイトルにdraft:と入った記事も、あげていくことにする。それはつまり、生ビールを飲んでいるということではなくて(笑)

飲んだ日の帰りの電車で本を読みながら、音楽を聴きながら、「これ書いてみたいな、人に話したいな」と思った、ブログの記事の蛹というか、

そこまできれい状態ではないな。ごはん、皮すら剥いていない野菜のような、蚕で言うところの桑の葉。そういったものから「ブログ投稿」していこうと思う

⇒ということで、初めてdraft投稿をしたので、今回に限り、draftはこの記事の一番最後においておく。

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ビカミングの試み

draft投稿してからはや2週間。本を読んだり、動画を見たり、友人とSNS上で議論したり、音楽を練習したり、物事に没頭しているとあっという間に時間が過ぎ去る。読んでいた本のうちの一つが、これだ

〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則

是非読むべき、と何人もの人におすすめされたのでようやく読んだ
特徴としては、今後世界を不可逆に率先する技術が生み出す12の価値を、全て進行形(動名詞)で表している。(シェアリング、アクセシング、フローイング、リミクシング 等)
WIREDの編集長が書いたらしいが、想像力をぼこぼこと沸騰させる文体で、確かに面白いし、的を得ているように思えてくる。(未来のことを語っているのだから、正しい正しくないの領域ではない)

Flowing・・・物事がより流動的になっていく様を描く章で、こんな話が出てきた。(page 110)

近未来のある一日はこんなものになる。まずクラウドにアクセスし、すべての音楽や映画、本、VRソフトやゲームが収容されたライブラリーに入っていく。音楽を選ぶ。そこでは楽曲に加えて、その曲のコードといった小さなパーツも取り出せる。(中略)例えば音声だけ取り除けば、それはカラオケ用に最適だ。ツールを使って、曲の音程やメロディーを変えることなく、長さを引き伸ばしたり縮めたりできる。プロ用のツールを使えば、曲の中で使われている楽器を替えることもできる。私のお気に入りのあるミュージシャンは、自分の曲の別バージョンもリリースし、(追加料金でそれを選べる)、それぞれのバージョンが仕上がっていくプロセスの記録まで提供している。

これを見て、音楽をやる身としては複雑な思いも当然あった。でもまあ芸術は変わるものもあるし、変わらないものもある、というのはどの時代に立っても一緒なのだと思うので、今日はそれが良い悪いの話をしたいのではない。この、一つの形をとどめるのではなく、Flowingして支流のように分岐し、多様な色が毛細血管のように広がっていく未来…

未来?これは今でもやっているものにヒントがあるだろうし、もはや過去にもこんなことがあったのでは?と大学の時学んだことを思い出した。(ここから先は授業で学んだことをかいつまんで書くので、本来書くべき出典というものがありません。)

Greensleeves

という曲は、音楽の授業を覚えていたり、なんとなく音楽をやっていたりしたら、聞いたことがある曲なのでは、と思う。この曲が出来たのはエリザベス朝時代のイギリス、16・17世紀のことである。このころこの曲のように「有名な曲」というのがいくつもあって、例えばシェイクスピアのような舞台で演奏されたり、はたまた路上で人々が家事でもしながら歌ったのだという。

そんな「みんなの耳に残る曲」というのは、もちろん「最初の作曲/作詞者」が出した主旋律(メロディ)と歌詞があるものの、ある種リスペクトのあるパロディ的に、「替え歌」がなされて、その路上の人々の生活を楽しませていたようなのだ。曲はみんなの「耳に残っている」わけなので、いわゆるビラのように「歌詞」だけが配られたそうだ。娯楽の一つとして。そうすると、曲Aが、曲A´、曲A1.8、曲A+b、みたいに、バリエーションを膨らませていくわけだ。あれ、最近こういうのありましたね。こういうの。

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まあこれはいいとして。なんだっけ。今も無数の記事が「シェア」され、「Flowing」して、時にはいらん尾びれがついて大火災を起こしたりするが、そこで対象となるのは「共感」あるいは強い「反感」を得られたものだけ。当時の替え歌も、今は印刷物からしか読み取ることが出来ないけど(そういうのを読み解く授業だった)、強い共感があったからこそ「替え歌」にされ、人々が路上で歌い、楽しんだわけである。「これ私好き」「これオレっぽい」「この話おもれーたぶんあいつも笑ってくれる」…そうやって、「良い楽曲」という船に乗せられて、無数の歌詞が世に出回ったのだ。(とTBTは解釈している)そんで、平民の日常に埋もれる一人一人の人間が、「替え歌」を通して、主人公になっていく様が、とってもいいなあ、と思ったのだ。

 

WIREDの編集長の本に戻ると、この話にも出てきた、Flowingの要素や、Sharing、Remixingの要素は、いろいろオーバーラップしながら、一つの大きな網となって、未来を形作っていくのである。(そうだ)んで、こういったギークに受けそうな話で最近はやりなものの一つは、これらの作業さえ高速な脳みそで自動化してくれるAIの話。

AIの話は長くするつもりはない。(まだまだ分からないことが多いから)ただ、このAIのような技術について、編集長は

AIのような技術が進歩して、人間の作業が減れば減るほど、「人間とは何者なのか」という問題とますます直接的に向き合うことになる

みたいなことを繰り返し説く。いや、言う。説くのはたぶんこれからのわれわれなのであろう。

この話を読んでも、やはりわたくしの頭の中にはGreensleevesをはじめとするその頃の音楽が流れるのであった。つまり、どんなに世界が流動的になっても、流されるのではなく、人間としての自分の支流を流したいなあと。自分だから、ではなく、ますます自分になっていく、イメージ。自分の気持ちさえあれば、虚構にはならないと…今は信じている。

読んでくださりありがとうございます

TBT

 

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draft

draft第一弾としては

この「ビカミング」な状態であるdraft、の着想を得た出所から残してみようと思う

〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則

是非読むべき、と何人もの人におすすめされたのでようやく読んでいる
特徴としては、今後世界を不可逆に率先する技術が生み出す12の価値を、全て進行形(動名詞)で表している。(シェアリング、あくせしんぐ、等)
WIREDの編集長が書いたらしいが、想像力をぼこぼこと沸騰させる文体で、確かに面白いし、的を得ているように思えてくる。(未来のことを語っているのだから、正しい正しくないの領域ではない)

page 110

16世紀 エリザベス朝 イギリス

greensleeves

人間の意味 地層 集合体

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投稿者: TBT

ロンドン生まれ東京育ち ドメスティック企業でできるだけイレギュラーにサラリーマンをしながら、世の中の「あたりまえ」を変えるプロジェクトを模索中。 いつか東洋医学の世界に触れて、常識/科学だけではなく、自分の感性で身体を労われる人を増やしたい、なんてことも考えている。 趣味は音楽。これだけは3歳の時から続いている。エレキベース・打楽器・ピアノを弾き、ファンク・ジャズ・ポストロック・プログレッシブロックを好むが、(尖っていた学生時代から改心し)聴く音楽すべての良さを知っていこうという心持ちである。 大沢野鳥の会/Osawa BirdwatcherzというFunk Ambientバンドで、打楽器を叩いたりピアノを弾いたりしている。https://www.facebook.com/OsawaBirdwatcherz/

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